まずはこのブログを始めるにあたって、なぜデザイニング展にフライターグというプロダクトで出展する
ことになったのか。その理由について少し話しておきたいと思います。
そうしたほうがきっと僕らがビブリオテークからフライターグを通じてなにを発信しようとしているかが
伝わり易いし、このブログの楽しみ方も変わってくると思うからです。
少々長くなりますが、お付き合いいただけたら幸いです。
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僕はビブリオテークにてフライターグを取り扱う前からフライターグの事は知っていましたし、ベージュ
柄のF72 DONNAを実際に使ってもいました。今思えば、当時の僕はファッション・エコ・リサイクルと言
った表層的な部分でフライターグの大部分を捉えていたように思います。そんな僕の見方を劇的に変える
きっかけとなったのが、今年の2月にビブリオテークがリニューアルオープンする際にフライターグ取扱
いの話が出てからでした。
自分たちのお店に置く商品の事は、自分達たちが一番知っていなければと、フライターグについて調べて
いくにつれ、気づけばフライターグがもつ様々な魅力に夢中になっていました。
コンセプトやデザイン、ユニークな発想や遊び心にあふれたパッケージ、そしてひとつひとつ手作りで作
るというクオリティ。そう、そこには常にフライターグ兄弟の揺ぎ無い信念が満ち溢れていました。
その中でも一番印象に残っていて、何よりも今回の展示を行うきっかけになったのが、フライターグはこ
こまで人々に広く知られているのに広告宣伝を一切打ち出すことなく本日に至っているということ。
それは兄弟の商品主導の商業広告ではなく、あくまでもそのコンセプトを伝えることに執心しているとい
うこと。
兄弟のコンセプトがフライターグを携えている人々に伝わり、個々のコミュニティの中でその輪を広げて
いく。フライターグを携え街に出ると、それは自然とトピックになり、自然とコミュニケーションを創造
し、自然と一つの輪になっていく。
その輪が広がって、スイスと日本を、そしてフライターグと自分自身を結び付けている事に胸を打たれま
した。ビブリオテークでフライターグを取り扱うということ、自分がその輪の中に加わろうとしているこ
と、その輪の中での自分の役割を改めて考え、今回の展示を企画させて頂いたのです。
ビブリオテークでの展示内容は、昨年発行された書籍「フライターグブック」に基づき構成されています。
それは本という媒体には他には無い魅力が詰まっているということを僕等はよく知っているから。
さらにイムズでの展示は、フライターグ兄弟の考えたとびっきりチャーミングな新しいコンセプトとも言
える作品を展示しています。※この作品についてはまた後日、解説を交えてご紹介したいと思っています。
インディビジュアル フリーウェイバッグとは?
フライターグの存在は知っていても、そのユニークな活動内容、徹底したコンセプトを知らない人は多い
のではと思います。そんな方に今回の展示を通してその魅力を少しでも伝える事が出来たらと思います。
そして、今回のデザイニング展のキーワードである「デザインで街を楽しくする」に
フライターグを通じて応えていきたいと思います。
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